(…セルフイメージの対義語って何なんでしょうね?調べたけどわからず)
ともあれ、セルフイメージのお話です。

●私ってどんな人?

自分がイメージしている自分と、他人から見たイメージのギャップをどう知るか。
以前アシスタント先でやった面白い遊びです。

今は漫画家の仕事は在宅でスカイプを使ってのデジタルアシスタントさん等も増えましたが、以前は机を並べて複数人で仕事が普通でした。
私語を慎まなければいけない静かな現場もありますが、私自身の仕事場や私がアシに行っていたところは、仕事さえきちんとしていれば会話OK。
雑談だったり眠気覚ましの怪談だったり大喜利だったり、話す内容はさまざまです。
中でも楽しかった、隔週女性誌でコメディを描かれていた某先生の仕事場は私を含めてアシスタントが5人、プラス先生。
この先生がおっとり品良く優しいのにジョークがブラックな人なのです。

その先生が思いついた「××さんは○○にたとえると●●」というイメージゲーム。
ゲームとは言っても、メンバーが他5人のイメージを項目ごとに紙に書いて集めて集計、発表するだけの物です。

でもこれってあまりカドが立たずに、セルフイメージと他人から見たイメージのギャップを比べられるんです。
項目はたとえばAさんを
「野菜にたとえると」…ピーマン。
ほか、
「自動車にたとえると」
「色にたとえると」
「フルーツにたとえると」
「パンにたとえると」
「電気製品にたとえると」
「時代にたとえると」…
と続きます。

●野菜なら玉ねぎ?
 
私に関して言えば、他の5人から見て
「野菜にたとえると」玉ねぎ・じゃがいも・里芋…な感じ。5個まとめて袋入りみたいな(笑)?
「フルーツにたとえると」温州みかんと書いた人が複数人、
「パンにたとえると」バターロールが何人か、
「自動車にたとえると」スバル360が複数、
「色にたとえると」黄色系が多く、
「電気製品にたとえると」(…失念)
「時代にたとえると」江戸元禄といった具合。
これだけで直接お会いしたことが無いかたにも人となりをイメージして頂けそうですね。
ちっちゃい庶民派…!
(ちなみにセルフイメージと他者イメージのギャップは全く無かったです)

先生は
「野菜にたとえると」白菜・キャベツ・大根
「フルーツにたとえると」メロン・桃
「パンにたとえると」食パン
「自動車にたとえると」バス
「色にたとえると」白・ピンク
「電気製品にたとえると」冷蔵庫
「時代にたとえると」平安時代
…どんな人だか想像できますよね?

私は同僚のBさんの「野菜にたとえると」にエシャロットと書いたんですが、
同僚「エシャロットってなに?」
私「えーと…ラッキョウみたいな…?」
同僚「ラッキョウ!?…私のことラッキョウだと思ってたんだ…そーか…どうせラッキョウ…」
私「パンはクロワッサンだしフルーツはレモンって書いたってばー」
仕事では華麗なタッチ、さらに本人はシュッとした細身で色白、切れ長目の美人だったんですよ。うん。
エシャロット、ぴりっと辛いけど大好きです。

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