●巻き爪ってなんだ!?
数年前から急に足の両親指が巻き爪気味になりました。
数年前から急に足の両親指が巻き爪気味になりました。
爪カーブのアールがきつくなって、両端が抱えこむように肉に食い込んでいくアレですね。
ネットで調べたら原因は「急激に体重が増えた」「急に運動してつま先に重心がかかった」あたりが多いらしいんですが、どちらも全く心当たりはありません。
ともかく、爪両端の食い込み部分が痛い!傷になって時折リンパ液なども滲んでます。
近所の整形外科医院へ行ってみました。
しかし医師の指導は、5〜6センチほどの長さに切ったテーピングテープの端を爪の脇の皮膚に貼って、引っ張って指の後ろを斜めに通して反対側の端を指付け根の表側に貼り付けて留める、というもの。これを爪の左右2枚貼って指の腹側でXに交差させます。
爪よりも肉を引っ張って食い込みを軽減しようという訳です。
対症療法のみ。
対症療法のみ。
「あのう、器具や装具を使って爪を治すとかはしないんですか?」
「これで痛くないならいいでしょ」
次回の通院予約もなく。医師、なんだか面倒くさそうでした。
●自分で治せる?…いや、直せる?
しかたがないのでネットで他の医院を探していると、通販で自分で出来る巻き爪矯正キットなるものを見かけました。
内容は、極細ピンバイス・超弾性形状記憶合金ワイヤー直径0.4〜0.6㎜まで長さ10センチほどが3本・指のガーゼキャップ・脱脂綿など。
これ、試してみようか?
併せてワイヤー切断用のニッパーを購入。計3000円前後だったかな。
伸ばしてスクエアカットした親指の爪の両端近くにピンバイスで穴を開けます。
ちょっと楽しい(笑)
作業全般、ほぼ工作。
開けた穴に上からアーチ型にワイヤーを通します。
ワイヤーが直線に戻ろうとする弾性で巻いている爪の両端を持ち上げるんです。
太いワイヤーで急に矯正すると肥厚した爪が割れるかもしれないので、細めの0.4を選びました。
はみ出たワイヤーをニッパーでカットして、皮膚が傷つかないようにワイヤーの先端部分を脱脂綿でガードしてガーゼキャップをかぶせて、出来上がり。
結果、その日のうちに痛みは無くなり、1週間ほどで爪の形は正常に戻りました。
ワイヤーをつけてお風呂に入れば、爪が柔らかくなるので比較的すぐに改善するようです。
この方法、病院とかでもやっていますが保険適用じゃ無いのでとんでもない金額を取る所もあるそうなので驚き。
おまけに、知らなかったんですが釣り竿用の超弾性形状記憶合金ワイヤーとニッパーとピンバイスをバラで購入すればもっと安上がり。
結局今は0.5㎜のワイヤーを購入して使っています。
慣れると穴を開ける位置やワイヤーのカットの長さで、脱脂綿やカバーも使わずに過ごしたりできます(ただし靴下はひっかかる)。
直った(敢えてこちらの字)のになぜワイヤーを追加購入しているか?
…そう。
…そう。
この方法、簡単ですぐ直るのはいいんですが、ワイヤーを外してしばらくするとまた巻き爪にじわじわなっていくんですよね…。
結局巻き爪になるおおもとの原因を突き止めて改善しなきゃいけないってことですか。
追記:ワイヤーでの改善方法は病院によって保険が適用されるところもあるそうです。食い込まれた指側の傷の程度によるという話もあります。
追記:ワイヤーでの改善方法は病院によって保険が適用されるところもあるそうです。食い込まれた指側の傷の程度によるという話もあります。