おひとりさま漫画家ですが何か。

すきま漫画家かずはしともの 食べて飲んで寝てちょっぴり仕事の日常

006.『寒い日のかぼちゃカレー』

カレーのジャガイモってなんか「ソース」に入ってる物としては主食みたいで重たいぞ…と思っていたんですが、かぼちゃはワクワクするのはなぜでしょう。甘いからでしょうか?
実家のジャガイモ・にんじん・玉ねぎ・豚肉カレーも好きですが、どうせおひとり様なので、好きな物だけでめんどくさくなく気ままに作るのです。
 
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【材料】
市販のカレールウ(辛めが美味しい)…1箱(4皿分くらいの)
かぼちゃ…1/4個くらい
玉ねぎ…1個くらい
にんにく…ひとかけ
合い挽き肉…200〜300gくらい
ココア…大さじ2くらい
    チョコレート適量でもOK
シナモンパウダー…小さじ1くらい
カルダモン、胡椒等、お好みのスパイス適当に
炒め用のオリーブ油かサラダ油…大さじ2くらい
はちみつ…大さじ1
牛乳…おたまに1杯
醤油…お好みで、醤油差しでひと回しくらい
塩…適当に

【作り方】
①かぼちゃは種と硬い部分を取って大きめに切る。
 煮崩れやすいのでかなり大きくて大丈夫。玉ねぎはくし形にざくざく。ニンニクは薄切り。
②炒め用の油で玉ねぎを弱火でじっくり、焦がさないように炒める。良い香りがして薄くきつね色になったら、挽肉を入れて炒める。ニンニクも入れて炒め、焦げないうちにかぼちゃも入れてひと混ぜして、カレールーの箱を参考に水を入れる。
③中火で煮て、沸騰したら火を弱めてはちみつと牛乳と醤油を入れ、かぼちゃにすっと竹串が通るようになったらカレールー、ココア、シナモン、スパイス類を入れる。
④味を見て塩で調える。

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母の家に久々にやってきて、庭に置かせてもらってる鉢のトマト(大玉)3、4、5個目を収穫。
直径は6センチ平均。
ここのところの雨でやっぱり少しひび割れが出来てしまった(T ^ T)
しかし赤さ・硬さ・重さはどれもしっかりした感じなのは変わらない。
アドバイスいただいたので、1日追熟して食べます。
中玉トマトもわさわさ実って枝が折れそう。
週末に台風5号が来たらどうしよう?

茄子は長茄子だったのか(⌒-⌒; )知らなかった>100均の種
大家さん(近くで畑を作っていて、時々隅っこの木の夏みかんを分けて頂いてる)がそう言ってたそうだ。

これもスーパーの物よりしっかり硬い感じ。
初収穫、どうやって食べようかな?茄子の味がわかる料理ってやっぱり浅漬け?焼きなす?
蒸して細く裂いて、お酢と醤油とおろし生姜と ごま油を混ぜてかけても美味しい 夏の定番おかず。

今日は久々に母とごはんです。 
(母はトマトも茄子も嫌いですが!) 

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1時間半ほど電車に揺られ、友人のお墓参りへ。
仕事やなんやかやと詰まってはいるのですが、この道のりでぼーっとする時間は大切だと思っています。

もう12年になります。
あっという間だった気もします。

普段から濃い密度で話して、一緒にごはんもしていた友達が亡くなるというのは人生で初めてでしたから、それは恐ろしい喪失感でした。
普通に、ヲタク友達からヲタクなおばあちゃん友達になると思っていた存在でした。

悲しい、と文字でくくれる感情では無く、常日頃から
「あ、これあの子に話さなくちゃ」
「あの子、これ見たかな?」
「これはあの子はどう思うだろう?」
と、無意識に心の中の「あの子用の棚」に置いていた物の行き場がなくなってしまうこと。

「悲しい」ではくくれないのに毎日、半年泣き続けました。
理屈では無く涙が流れたので仕方がありません。
半年してふっと突然泣かなくなりました。それも何故かわかりません。

チョコミント味が大好きで、ショートカクテルの「グラスホッパー」を教えてあげたら気に入ってくれて、BARで「大盛りで」とロックグラスで飲んでいたのは忘れられません。

毎年、チョコミントアイスを持っていって墓前に供え、食べながらあれこれ心の中で報告して帰ってきます。今年は少し悲しいお知らせもしなくてはいけませんでした。
そういえば、5年前は彼女も一緒にお参りに来たんだっけ。
しょっちゅう会ったりはしなかったけど、彼女への「棚」もまた行き場がなくなってしまった。
あの子と彼女と私は同じ仕事の同期であり「戦友」でした。
彼女たちは同じ病を相談しあう友でもありました。


仕事ではイベントとして扱ってしまうけれど、死は日常の延長上でしかない。
誰でも与えられた時間は限られたものでしかない。

この日のこの時間は、私にとってそれを思い出す時間なのです。


 

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